お菓子を通して叶えたい想い

見出し
見出し
自分自身それなりに主体性をもってこの会社の経営を両親と共にやってきたつもりだったのですが、今までの流れはこうだったからとか、親の思いはどうだったとか、逃げや言い訳していたところがたくさんあったなと痛感しました。
今後どんな風にこの会社は変わっていくべきなのかをしっかりメンバーと共有する必要があると思います。そのためにも自分自身の方向性、エネルギーの方向をはっきりさせる必要はあるんじゃないかなとそのタイミングで思いましたね。
例えばみんなとワークショップをしたり懇親会をしたりしたとき、すごく心地いいのが際立ってみえるんですよね。このエネルギーが仕事の場でそのまま発揮されれば、ものすごいことになるなっていう思いがある一方で、仕事の場になるとみんなその枠に入ってしまってその人らしさが全然見えない。これって何なんだろう?とずっと悩んでいたんですが、代表に就任する時に、いろんな人と話をしていて『もっと圭祐は圭祐でいいんじゃないの』というフィードバックを立て続けに受けたんですね。あ、僕自身が自分らしさというのを見せていないし、こうあらねばならない、こうあるべきというのに捕らわれて、岡田圭祐という人間を隠した状態で社内のメンバーに見せていたということに気づいたんです。
GUEST PROFILE

岡田圭祐|代表取締役社長|株式会社イルローザ
1981年生まれ 徳島市出身。幼少の頃からお菓子に触れ合い、大学卒業後は大手洋菓子メーカーの店舗販売部門で勤務。その後、2007年から3年間フランスに渡り、南仏ペルピニャンの国際製菓学校、リヨンのパティスリー、パリのホテルなどでお菓子作りに従事し、2010年に帰国。販売・製造現場での経験を活かし、各部門間での調整や商品・イベントの企画に携わる。2019年より代表取締役社長に就任。